ルックアップと
双方向関連の違い

まずここだけ読めばOK

双方向だったら 「お客様のページ」と「案件のページ」のあいだを、行ったり来たりできるようにする、という話です。
ルックアップだったら 案件の一覧表に、お客様の電話番号などの列を、自動で増やして見せる、という話です。

どちらか一方だけの二択ではありません。先に「どのお客様か」をつなぐ → 必要なら列を増やす(ルックアップ)の順が多いです。

双方向 画面では、こういうことができるようになる

「お客様」と「案件」が同じ一本のひもでつながっていて、どちらからでも行けるイメージです。

お客様(株式会社サンプル)
  • このお客様の案件一覧が、ここから見える
案件(Webサイト刷新)
  • どのお客様の案件かを、ここで選べる
  • お客様のページにすぐ戻れる

双方向だと、次のどれかに当てはまりますか?

  • お客様の画面を開いたときに、「この人の案件がまとめて見たい」
  • 案件の画面から、ワンクリックでお客様の情報に戻りたい
  • 「どのお客様か」と「どの案件か」を、Baseの中で行き来したい

Larkの画面では、テーブル同士をつなぐ設定のときに「双方向」にすると、この状態になります。講座では関連レコードという名前の欄でつなぎます。

ルックアップ 画面では、こういう表になる

すでに「この案件はこのお客様」とつながっている前提で、そのお客様の情報を案件の表に、もう一列として出すのがルックアップです。

案件の一覧だけ見ているとき:

案件名 お客様(選んだ名前)
Webサイト刷新 株式会社サンプル

ここまでは「つなぎ」だけ。電話を見るにはお客様の画面を開く必要あり。

ルックアップを足したあと:

案件名 お客様 お客様の電話(自動表示)
Webサイト刷新 株式会社サンプル 03-1234-5678

お客様マスタに書いてある電話が、同じ行に自動で表示される。コピペしなくてよい。

① どのお客様かは、もう決まっている ② そのお客様の「電話」などを、列として出す

ルックアップだと、次のどれかに当てはまりますか?

  • 案件の一覧だけで、電話番号や住所も見たい
  • 同じ情報をもう一度手で入力したくない
  • グラフや集計で、その列も使いたい

迷ったら、この順番

1
まず「つなぎ」
案件で「どのお客様か」を選べるようにする(必要なら双方向もオン)
2
足りなければ「列を増やす」
お客様マスタの電話などを、案件の表にルックアップで表示

ルックアップだけでは、お客様と案件のつなぎは作れません。先に「どのお客様か」が決まっている必要があります。

違いを比較してみよう

比較項目 双方向関連 ルックアップ
メインの役割 テーブル同士をつなぐ つながれた元の値を、ここに表示する
単体で使える? 使える(これを先に) 双方向関連のあとでないと使えない
データの編集 関連レコードを選ぶ・変えられる 読み取り専用(編集不可)
設定の順番 ① 先に設定 ② あとで設定
よくある用途 お客様と受注、商品と在庫などの紐づけ 受注表に、お客様の電話・住所などを表示

いつ使う? 判断フロー

STEP 1

2つのテーブルをつなぎたい

双方向関連を設定する

例:お客様テーブルと受注テーブルをつなぐ

STEP 2

つながれた元の情報を、ここに表示したい

ルックアップを追加する

例:受注表に、お客様の電話番号を表示する

STEP 3

つながれた元から集計したい

集計フィールドを追加する

例:お客様ごとの受注件数・合計金額を自動計算

Lark講座のハンズオンは「STEP 1 → STEP 2」の順で進めます。この順を守ると、設定ミスを防ぎやすいです。

受講生からよく出る質問 Q&A

Q1. 双方向にすると、データが2か所に二重になる?

いいえ。同じつながりが両側から見えるだけです。データはそれぞれのテーブルに1回ずつあります。

Q2. ルックアップで取った値は編集できる?

いいえ。読み取り専用です。変えるときは、元のテーブル(お客様マスタなど)で編集してください。

Q3. 常に双方向にすべき?

基本は双方向を推奨です。「あっちの画面からも見たかった」が、あとから出ることが多いです。

Q4. ルックアップはいくつまで足せる?

必要な分だけ足せます。電話・住所・担当者名など、使う項目を並べてOKです。

まとめ

  1. 双方向関連=テーブルを「つなぐ」。まずこれを設定する。
  2. ルックアップ=つながれた元から「表示する」。双方向のあとに設定する。
  3. 設定の順番は常に「双方向関連 → ルックアップ」。逆はできません。
  4. ルックアップで取った値は読み取り専用。変更は元テーブル側で行う。

講座の動画・ハンズオンでは、実際の画面でこの順に手を動かします。